みなさん。こんにちは。3ヶ月前にローストホースを訪れていたマエ☆コウです!
初のローストホースは美味しゅうござんした。 #馬 #馬を食らう #馬が滑るほどの爆笑 #3万出すなら5万出してくださいよ
ローストホースは会員制の馬肉専門店で、知り合いに紹介してもらい行ってきました。
くっそ美味しいので、会員の友人がいたら絶対に行くべきですね。
さて、本題に。
昨年の2016年12月に直木賞候補が発表されました。
芥川賞とは違い、直木賞は読みやすい作品が多くて、とても大衆的!
現在、2016年の直木賞候補を片っ端から読んでいますがその中で1番最初に読んだ小説を紹介します。
それが、こちら!
- 『夜行』のあらすじ
- 森見登美彦さんはあの作品が代表作!
- 『夜行』は5日間に分けて読むのが良い?!
- 森見登美彦さんの『夜行』は直木賞を取れるのか?
- 『夜行』のブックデザインはまるで絵画
- 今日の本から見たセカイ
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『夜行』のあらすじ
まずはAmazonのあらすじを紹介。
僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。 十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。 十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。 夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。 私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。 旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作! 「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」
画家である岸田道生が描いた「夜行」は1枚絵ではなくて、シリーズ作品になっています。
長谷川さんをのぞいた5人が旅先で出会うのは、それぞれ違う「夜行」シリーズ。1枚1枚の絵に、不気味さを感じます。
彼らが旅先で経験した奇妙な出来事と岸田道生の「夜行」シリーズの関係とは?
そして、10年前に鞍馬の火祭で姿を消した長谷川さんとに関係はあるのか?
『夜行』を読むことで、何気ない夜の時間が奇怪な夜に。もう1人では眠れません。
森見登美彦さんはあの作品が代表作!
森見登美彦さんといえば、『夜は短し歩けよ乙女』で有名!
『夜は短し歩けよ乙女』は小説好きの方ならほとんどが読んだことがあると言っても良い作品ですね。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: 文庫
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『夜行』は5日間に分けて読むのが良い?!
ぼくがもう一度『夜行』を読むとしたら、5日間にわけて読みたいですね。
『夜行』は全5夜の章立てになっている
『夜行』の特徴の1つに章立てがあります。
登場人物は大きく5人。5人それぞれが、旅先で経験した不可思議な出来事について1章1人づつ互いに語り合っていきます。
そんな訪れた土地が章の名前になってるんですよ!
- 第1夜:尾道
- 第2夜:奥飛騨
- 第3夜:津軽
- 第4夜:天竜峡
- 最終夜:鞍馬
おしゃれ!!笑
また、すべての章に夜の字が入っていますよね?
訪れた土地での不可思議な出来事はすべて夜に起きています。そのため、1夜1物語として読むことができるようになっています。
寝る前の1時間で森見登美彦さんの『夜行』を1夜づつ5日間にわけて読んでみましょう!
夜に読むことで、作品をよりリアルに感じることができるはず!
いつも通りの深夜に新しい刺激をどうですか?
みなさん、寝る前に何をしてますか?
スマホアプリでガチャですか?
それとも何も考えずにひたすらに目をつむってますか?
森見登美彦さんの『夜行』は夜眠る前に読むことで最適化されます。
日々変わらない夜に新しい刺激!それも、ゾッと寒くなるような経験をしたかったら、ぜひ読んでみてください。
きっと、あなたの夜が変わりますよ?!
森見登美彦さんの『夜行』で!
森見登美彦さんの『夜行』は直木賞を取れるのか?
大胆に予想しましょう!
これから、直木賞発表まで2016年候補の作品をすべてこのブログにアップしていきますが、各記事にこのトピックを書いてきます。
『夜行』の不気味悪さは、実際の夢に出てきそうなリアリティがありました。
しかし、ぼく個人としては大きく2点満足できない点がありました。
- 読了後のインパクトにかける
- 260Pという短い作品であるにも関わらず間延びしている印象を受ける
ぼくは、東野圭吾のように結論が白黒はっきりしている作品が好きな傾向にあります。
森見登美彦さんの『夜行』は、どの話もボヤッとしていて読者に示唆を与えるような終わり方をします。
それが5夜分続くので、ぼくとしてはインパクトに欠けてましたね。
また、260Pは小説としてページ数が少ない方でしたが読み応えがあります。
その読み応えが、逆に間延びしてる印象を受けてしまいました。
なので、結論として『夜行』は直木賞を受賞しない!!とぼくは考えます
さて、発表を気長に待ちましょう。
『夜行』のブックデザインはまるで絵画
2016年直木賞候補小説をすでに、すべて購入していますが、ブックデザインという点だけでは『夜行』がダントツで美しいですね。
まずは、ブックカバーから。
色鮮やかで、まるで1枚絵のようですね。
これは、オシャレなカフェとか本屋でぽつんと置いてあったら目を引きますね。
カバーを外したあとは、『夜行』を表すかのような真っ黒な表紙が表れます。
夜行列車を表しているであろう、電車の窓からネコが1匹こちらを見つめています。
これが何を意味しているのか?は読んでからのお楽しみということに!
ちなみに細かいことですが、表紙が本の見返しに織り込まれてます。
折り紙のようなこういうデザインの仕方も珍しい1冊ですね。
今日の本から見たセカイ
2016年直木賞候補!森見登美彦『夜行』の感想!圧巻の不気味さに震えろ!はどうでしかた?
森見登美彦さんを読んだことない人も、直木賞候補に上がっていますのでこれを機に手にとって『夜行』を読んでみてはどうでしょうか?
今日の『夜行』から見たセカイ
- 何気ない夜に新たな刺激を求めるなら『夜行』がオススメ
- 5日間の夜に分けて『夜行』を読むのが良い!
- 森見登美彦さんの『夜行』は残念ながら落選するでしょう。
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以上マエ☆コウでした。
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