みなさん
こんにちは。蚊を氷殺したマエコウです。
蚊と戦闘に劇的勝利をもたらしたのは#氷殺 でした。こういうの初めて使ったけどまじでやばいわw一瞬で蚊が凍って動かなくなったw
今回は、天才鳥類学者川上和人さんの著作3作品を一気に紹介します。
正直言って、川上和人さんの本を1冊も読んだことがないひと!!まじで人生損してますよ!
それほど川上和人さんの本が面白いです。それではいきましょう。
- そもそも川上和人さんって何者?
- 鳥類と恐竜の神秘を感じる『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』
- 2016年1番面白かった『そもそも島に進化あり』
- 抱腹絶倒とはまさにこのこと『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』
- 今日のエンタメリテラシー
そもそも川上和人さんって何者?
彼の作品を読むたびに、「川上和人さんって何者なんだ・・・」と疑問に思います。
これから紹介する3冊どれも違ったプロフィールが書かれていてとても興味を惹きます。
例えば、『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』では以下のように書かれています。
森林総合研究主任研究員。本日より現生恐竜生態学者。普段は小笠原諸島にくらす鳥類を中心に研究している。愛車は黒のドカティ・ムルティストラーダ。しかし、運転はあまり上手ではないので、ちょっぴりバイク負けしている。幼少の頃から鶏肉を食べ、体の一部が恐竜でできているのが自慢の種
もう著者紹介からやりたい放題ですね笑
思い返してほしいのですが、著者紹介をここまで面白おかしくしている本にあったことがみなさんありますか?
ぼくは川上和人さんの本以外にないですね笑
なんですか、ドカティ・ムルティストラーダって?笑
え、、かっこいいバイクや!!これは、愛車になりますね。
ちなみに、森林総合研究所で行われている取り組みはHPから確認してみてください。
この団体の主任なので、直接行ったらあってくれそうですね笑
話がかなり逸れましたが、川上和人さんって何者?っ言われたら
鳥類学者で森林総合研究所の主任研究員です!というのが答えになりますね。
鳥類と恐竜の神秘を感じる『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』
いまでは鳥類は恐竜の進化形態であることが、周知の事実となってきました。
「え!!鳥の祖先って恐竜だったの?」
知らない人意外と多いんじゃないですか?なんで鳥が恐竜とつながっているのか気になってきませんか?
そういった疑問にお答えするのが、『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』です。
一見学術書のように見えます。ただ、1度本屋で立ち読みでも良いので10ページ読んでください!
本書の読みやすさはもちろんのこと、散りばめられたくすっと笑える文体が本を読んでいるというよりどこかコメディ小説を読んでいる感覚になります。
さらに加えて全体をパラパラとめくると、イラストの多さに目が止まるはずです。こんなにイラストが多いとなると、書き手はもちろんんこと編集したひとも大変でしょう。
何が言いたいかと言うと、それほどこの本には時間と労力がかかっているわけです。
面白くないわけがないんです!!
ぜひ、読んでみてください。
2016年1番面白かった『そもそも島に進化あり』
『そもそも島に進化あり』は、ぼくが去年読んだ訳400冊の中で1番面白かったと断言できる1冊です。
この本はテンション高めに書評をこのブログで書いています。
本書の流れを簡単に書くと以下のようになります。
- 島がいかにして誕生するのか
- その島に生物がどのように到達するのか?
- その島でいかにして生物が進化していくのか?
- 生物がその島でどのように絶滅していくのか?
島に生き物がいるって不思議に思いませんか?だって、周りは海で囲まれているのに。生まれたての島は岩しかないはずなのに。なぜ、あんなにも森林が生い茂って、多様性のある動物が生息しているのか?
「た、、たしかに・・・。」っていま思ったひとはすぐにでも『そもそも島に進化あり』を購入しましょう。没頭して読めること間違い無し。
「べ、、、べつに気にならない・・・」って思ったひとは『そもそも島に進化あり』をすぐにでも購入しましょう。世界が広がります。
ぼくも本書を読む前まで島に全く興味がなかったのです。けど、いまとなっては島を見るたびに、この本を思い出し生命の神秘さを感じています。
本書のキーポイントを1つ言うのであれば鳥ですね。
島において、生命が育まれるかどうかは鳥類の活躍にかかってきます。興味がわいてきたらぜひ読んでみてください。
抱腹絶倒とはまさにこのこと『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』
こちらは川上和人さんの最新作です。上記2冊ですでに川上和人ワールドが炸裂してると思っていたのですが、『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』はそれを遥かに超えてくる面白さです。
1ページ目からエンジン全開です。
おにぎりを食べていると、しばしば愕然とさせられる。なんと、梅干しが入っているのだ。ウメはアンズやモモの仲間、紛れもない果物だ。フルーツを塩漬けにして、ご飯に添えるなど、非常識にもほどがある。私が総理大臣になったら果物不可侵法案を可決し、梅干しを禁止、フルーツの基本的権利を守ることを約束する。ついで酢豚からパインも排除しよう。
1文目だけこのような奇天烈な文章なわけではありません。1ページ目から最後まであらゆる箇所でもはやコメディ的な文章を楽しむことができます。
肝心の内容はどうなのか?と若干心配してしまうほどですが、内容も非常にハイクオリティです。
本書は日本でも数少ない鳥類学者として活躍する川上和人さんの1つの集大成と言ってもいいでしょう。
川上和人さんが研究で訪れた様々な島とそこに見られた生き物を紹介するだけでなく、彼が島で経験したことが赤裸々にそして面白おかしく語られています。
爆笑必至のエピソードばかりで、あっという間に読み終えてしまう。
鳥に興味があることはもちろんのこと、生き物が好きなひとや島旅好きなひとにも読んでもらいたい1冊ですね。
今日のエンタメリテラシー
読まないと絶対に損!鳥類学者川上和人の著書オススメ3冊。これほど面白い本は希少。はどうでしたか?
川上和人さんを初めて知ったひとは、ぜひどれか1冊手にとってみてください。事前知識は一切不要です。
すでに川上和人さんを知っていたひとはこの記事を機に再読してみてはどうでしょうか?
-
今週のお題「好き
以上、マエコウでした・ω・