【感想】『二礼茜の特命 仕掛ける』株取引の最前線を描く疾走感が最高!

みなさん

こんにちは。一気に13冊も本を買ってしまったマエコウです。

www.maekawa-koichiro.com

 読書家になりたてのころは、まとめて3冊ほどの購入で「3冊も買っちゃった!!」とか思っていました。けど、いまじゃ13冊・・・・。良い成長曲線描いてますね笑

 

さて今回の記事は8月に買った本の中で1番最初に読んだものです。それがこちら。

『二礼茜の特命 仕掛ける』著:城山真一

二礼茜の特命 仕掛ける

二礼茜の特命 仕掛ける

 

 

 

『二礼茜の特命 仕掛ける』のあらすじ

内閣金融局の秘密部門S2に所属する二礼茜は、経営危機に直面する会社に対して株取引をすることで資金作りに協力してました。

バイオベンチャーのエヌメディックは、提携先の大手製薬会社ミツバから開発資金出資停止、うみぞら銀行からの融資引き上げやインサイダー情報漏洩などが次々と起こり経営危機に瀕していました。

そんなエヌメディックに手を差し伸べた二礼茜とその上司 百瀬良太ではあるが、資金作りにある問題が生じてしまう。

『二礼茜の特命 仕掛ける』の面白さとは?!

本書の帯に「ヒロインと株式市場との前代未聞のバトルに魅了され、気づけば最終項だった」と書いてあるのですが、まさにこの言葉どおりです!!

長編の小説、特に経済小説って中盤あたりが読むのきつくなってきませんか?

複数の会社・部門・担当者が複雑に絡み合い、経済小説ならではの用語も増えてきて内容が難しくなってくる。そして、飽きてしまう・・・なんてことが起きる。

 

だから「経済小説ってあんまり手をつけないなあ」なんてひともいます。

 

ただ、この『二礼茜の特命 仕掛ける』は中盤が1番面白いんです!!

ちょうど真ん中あたりで、本書の最大の魅せ場二礼茜の株取引シーンが描かれています。これが、最高!

茜の仕掛ける株取引に、株式市場がどう反応するのか?が気になって次々とページをめくってしまいます。

しかも、その株取引シーンが最前線で実際に自分が株のトレーダになって大金を動かす感覚が味わえる。

そして気づいたら、最終項になってます笑それぐらい、熱中して読める小説!

 

著者の城山真一さんはこのミステリーがすごい!大賞を受賞していた?!

城山真一さんの作品を初めて読みました。柔らかい経済小説を書くひとだなぁという印象です。

経済小説ってちょっと小難しいイメージでしたが、それを一切感じさせない言葉選びとストーリー性。

 

そんな城山真一さんの代表作は「このミステリーがすごい!」大賞をもらったこちらの作品だそうです。

この小説の主人公も二礼茜です。

二礼茜は、theキャリアウーマンで強い女の象徴のようなキャラクターです。彼女の経歴などもっと深く知りたかったら、1作目の「ブラック・ヴィーナス」を読んでみてもいいですね。

 

『二礼茜の特命 仕掛ける』のブックデザイン

株取引をテーマにした小説ですから、装丁も株取引っぽい感じになってますね。

『二礼茜の特命 仕掛ける』 感想 城山真一

『二礼茜の特命 仕掛ける』 感想 経済小説

 

こういう画面に映る数字の羅列とかはじめ、プログラミングとかって黒い画面に緑文字ってのが定番ですね。

映画マトリックス の影響?!笑

 なので、装丁も緑系でせめてますね。

 

 カバーを外すとより緑が目立ちます。

感想 『二礼茜の特命 仕掛ける』 オススメ

『二礼茜の特命 仕掛ける』オススメ読者

 経済小説読んだことなとがないひと!や経済小説に苦手意識をもっているひとにオススメできます!

こんなに疾走感があって内容も柔らかい経済小説はなかなかないと思います。ほんとうに読みやすい。

二礼茜の特命 仕掛ける

二礼茜の特命 仕掛ける

 

 

今日の本から見たセカイ

 【感想】『二礼茜の特命 仕掛ける』株取引の最前線を描く疾走感が最高!はどうでしたか?二礼茜の株取引バトルは必見ですので、ぜひ読んでみてください。 

二礼茜の特命 仕掛ける

二礼茜の特命 仕掛ける

 
  • 二礼茜の株取引に手に汗握る!ページをめくる手がとまらない
  • 経済小説なのに、飽きずに内容がスラスラ入ってくる
  • 経済小説を読んだことがないひと、経済小説に苦手意識を持っているひとにオススメ

 

以上マエコウでした・ω・

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