みなさん。こんにちは。マエ☆コウです!
この記事では東野圭吾さんの最新刊『恋のゴンドラ』の
ネタバレをします!
『恋のゴンドラ』の核の部分と核の周りを支える部分だけをできるだけ
絞って要点だけ書きました。
要点だけ絞ってもブログとしては分量が多めになっています。
ネタバレを求めてないに!!ネタバレ記事やめてくれ!!という人は
感想だけで『恋のゴンドラ』を紹介した記事があるのでこちらにアクセスしてみてください。
それではここからネタバレスタートです!
ちょっとだけスペースを開けま〜す。
- 1章:「ゴンドラ」では広太が桃実と浮気していることが同棲相手に美雪バレる!
- 2章:「リフト」では日田栄介だけが女運に恵まれない。
- 3章:「プロポーズ大作戦」では日田が橋本さんにプロポーズするが橋本さんの元彼にプロポーズを邪魔される。
- 4章ゲレコンでは桃実が日田を好きになりかける!?
- 5章:「スキー 一家」では土屋の父 徹朗のスノーボード嫌いに変化が起きる
- 6章:「プロポーズ大作戦 リベンジ」では日田が桃実にプロポーズする!?
- 7章:「ゴンドラリプレイ」では桃実と日田が近づきそして再び広太が。
- 終わりに
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1章:「ゴンドラ」では広太が桃実と浮気していることが同棲相手に美雪バレる!
ゴンドラに乗車前
そのタイトル名の通りゴンドラ内での出来事がメインで話が進んでいきます。
舞台は里沢温泉スキー場。
シーズン真っ只中であるため
里沢温泉スキー場はいつものように大混雑していました。
その列に並んびつつ
スノーボードのバインディングを外した広太と桃実。
広太が桃実との熱く楽しい夜を想像していると
広太と桃実の後ろに女性4人組が並んできます。
その女性4人組は久しぶりにスキー場に来たのか
興奮した声でおしゃべりを続けている。
ゴンドラ乗車手前で
広太は「相乗りでお願いします〜」と係員から頼まれます。
広太は桃実と二人っきりでゴンドラに乗りたかったのですが、すぐに諦めることに。
ゴンドラ乗車中
桃実を先にゴンドラに乗せ、
広太は桃実と向き合う形で奥の席に座りました。
続いて女性四人組がゴンドラに乗ってきます。
ゴンドラが出発すると、女性4人組が一面に広がる雪景色を見てさらに声を騒がせる。
ゴンドラが出発してからしばらくすると、広太の左斜め前の赤いウェアを着た女性が
口を開きます。
「あたしも着すぎちゃったかも。このウェア、思ったよりもあったかいんだよね」
この声に広太は反応します。
そして次の瞬間、赤いウェアを着た女性がゴーグルを外し
その弾みでフェイスマスクもズレたため、顔全体が露わに。
その顔を見た瞬間に広太は心臓が口から出てしまいそうになります。
その女性は広太の同棲相手である美雪。
ゴンドラが到着するまで浮気相手と同棲相手が同じゴンドラに内にいる。
広太にとっては地獄の時間の始まり。
美雪の方にちらっと顔を向けると美雪は広太の顔をじっとみていた。
「やばいばれたのか?」と広太が考えていると
女性たちの会話が結婚について流れていきます。
その浮気については我慢したけれども、許したわけではないってことをきちんといっておくの。気に入らないことがあれば、この先も何度か蒸し返すかもしれないってね。これでもう結婚後のイニシアティブはこっちのもの。相手の好きなようにはさせない。
浮気相手との関係。セックスしていなかったのなら、下僕は勘弁してやってもいい。
そんな美雪の言葉に広太は焦り始めます。
ゴンドラ下車
しかし、そのままゴンドラが目的地に到着。
ゴンドラが到着してホッと一息ついた広太であったが
美雪の声が後ろから聞こえてきます。
「ももみっ」と彼女は叫ぶ。
美雪と桃実は同じ高校出身だったのだ。
2人は連絡先を交換しようとスマートフォンを取り出します。
すると、桃実が美雪の婚約者の写真を見たいと言う。
いいよ、と美雪が言う。
美雪はスマートフォンの画面を桃実に向けます。
2章:「リフト」では日田栄介だけが女運に恵まれない。
舞台は同じ里沢温泉スキー場。
この章での登場人物は5人です。
- 日田栄介
- 水城直也
- 木元秋菜
- 土屋麻穂
- 月村春紀
彼らは全員同じ会社でホテル業界で働いています。
2章ではこの5人の恋愛関係が暴かれていきことに。
特に日田栄介を中心に話が進行!
リフトシーンその1
リフトは2人乗り、もしくは4人乗りが多いです。
リフトで移動中の会話がほとんどで
章の冒頭で 水城直也と木元秋菜が付き合っていることが
日田の口から明らかにされます。
その時のリフトに乗っているのは日田、水城。
前のリフトには月村と木元が乗っています。
日田は水城と木元が付き合っていることを知っていて
水城本人にいつ木元と結婚するのか?などの話をします。
水城と木元が付き合っていることを知っているのは日田だけ。
木元は「木元と水城が付き合っていることを日田が知っている」ということを知りません。
リフトシーンその2
ここで、遅刻してきた土屋麻穂が登場します。
次乗るリフトでは日田、木元、土屋のペアと水城と月村のペアです。
ここで、木元は水城は土屋に気があるかもしれない、と嫉妬っぽいことを言います。
それに対して否定する土屋。
さきほど水城と二人っきりだった日田に対しても同様の質問が飛んできますが
日田は何も言ってなかったと答えます。
リフトシーンその3
次のリフトでは、日田と土屋がペアになってリフトにのります。
そこで日田は土屋に水城と木元が付き合っていることを暴露します。
このリフトを降りた後は、実際にスノーボードで雪山を滑るシーンに移りますが
しかし、そこで日田だけがみんなとはぐれてしまいます。
リフトシーンその4
他4人は日田と待ち合わせしする場所までリフトで向かうことになります。
そこで月村、土屋、水城、木元が一緒になるわけですが
ここで月村と土屋が結婚するという話が上がってきます。
それに驚く水城と木元。
一方で
土屋のは、日田から水城と木元が付き合っていると聞いた、とカミングアウトします。
つまり、
日田だけがここで誰も付き合っている人がいない独り身となってしまう状況に。
実は、日田はすでに木元にフラれていて
さらには現在は土屋に恋心をいだいていました。
仲間内ないでの恋愛に大敗北をする日田。
3章:「プロポーズ大作戦」では日田が橋本さんにプロポーズするが橋本さんの元彼にプロポーズを邪魔される。
この章でのメインは日田と水城です。
時は流れ、日田にも彼女ができました。
それが同じ会社にいた橋本さん。
日田は橋本さんと付き合って2ヶ月。
かなり速いプロポーズではあるが
橋本と日田の思い出の地である里沢温泉スキー場でプロポーズをすることを
水城と画策する。
プロポーズ大作戦の内容
橋本さんを木元、月村夫妻が里沢温泉スキー場に誘います。
そして、橋本さんたちは里沢温泉スキー場で
魔のだらだら林道と呼ばれるコースに向かいます。
里沢温泉スキー場でも滑走が難しいと言われるコース。
滑走慣れしている木元、月村夫妻が橋本さんをつれてこのコースに入る。
ある時を境に木元、月村夫妻と脇道に逸れて橋本さんを1人にする。
滑走が上手くできない橋本さんの近くに謎のスノーボーダーが現れる。
そのスノーボーダーに引っ張れながら橋本さんは雪山を降りていきます。
そして、橋本さんの実力でも十分滑走できる地点に到着した時に
橋本さんはそのスノーボーダーたちにお礼を言う。
そのタイミングで
これからも俺についてきてくれるかな 俺が引っ張るから、ついてきてほしい。永遠に
と謎のスノーボーダーの1人である日田が橋本さんに言う。
プロポーズ大作戦実行したが・・・
プロポーズ大作戦は成功するはずだったが
肝心の橋本さんを木元、月村夫妻が見失ってしまう。
木元、月村夫妻始め、水城と日田も橋本さんを探すことになった。
そして橋本さんを発見したのはもちろん日田と水城だった。
橋本さんは新雪に足をすくわれて転んでなかなか立てずにいた。
日田はそんな橋本さんを助けようとした。
そして、実際の作戦とは違うが形となったが
助けたタイミングでプロポーズしようとした。
奪われた橋本さん
橋本さんを助けた瞬間。
遠くの方からスノーモービルのエンジン音が聞こえてきた。
そしてスノーモービルが日田たちの近くに来た瞬間。
「ミユキぃぃ!」という声が発せられた。
橋本美雪は「コウタ!」と返事をする。
広太は美雪にこれまでのことを謝罪したくこの里沢温泉スキー場まできたのだった。
美雪は今付き合っている彼氏(日田)がいることを考えながらも
その謝罪を認め、再び広太と付き合いそして結婚することを誓うのであった。
そう、日田の前で。
4章ゲレコンでは桃実が日田を好きになりかける!?
4章では1章以来登場してこなかった桃実にフォーカスが当たります。
桃実と日田の出会いはゲレコン
美雪は広太とよりを戻したことを勇気を出して桃実に打ち明けていた。
ゲレコンというイベントを桃実は美雪から紹介してもらっていたのだった。
そのゲレコンの会場が里沢温泉スキー場で少しためらった桃実だったが
同僚の山本とゲレコンに参加することになった。
そのゲレコンで出会ったのが日田だった。
一方で日田は水城とゲレコンにきていた。
水城が日田のことを思ってこのゲレコンに誘ってサポート役に徹していたのだ。
出会ってから日田は桃実のことを狙っていた。
しかし
日田はこれまでの恋愛経験から
女性とのコミュニケーションがうまく取れなくなっていた。
興味ない話をひたすら続けて日田の印象が桃実の中でどんどん悪くなってくる。
ゲレコンで桃実に告白する日田
1日の終りに日田は桃実に付き合ってくださいと告白をする。
しかし、残念ながらそのプロポーズは軽くひねられてしまう。
桃実にとって日田は良い印象も持っていたが、悪い印象が目立っていたからだ。
日田の仕事姿に目がハートになる桃実
ゲレコン終わりに、水城が気を使って
山本と桃実にホテルでのランチ券を配ってくれた。
その券を利用して桃実と山本はランチ券のホテルに向かった。
そこでブラックスーツに身を包んだ日田と再会する。
ホテルマンとして働く日田の姿を見て
そのギャップに桃実の目はハートになってしまう。
5章:「スキー 一家」では土屋の父 徹朗のスノーボード嫌いに変化が起きる
この章はそこまで話の上で重要では無い気がするので簡単に。
スキー 一家の旅行に誘われる月村
土屋家では一家でスキー旅行にいくことが毎年のイベントだった。
土屋家の大黒柱である徹朗は大のスキー好き。
そして大のスノーボード嫌いだった。
月村はスノーボードしかできないがこの旅行に参加することになった。
根津の力によって徹朗のスノーボード嫌いに変化が起きる。
徹朗のスノーボード嫌いを治そうと土屋と月村そして里沢温泉スキー場スタッフの根津と協力をして
スノーボーダーの悪いイメージを払拭することに成功します。
月村はスノーボードもスキーにも挑戦することを決意
せっかく徹朗のスノーボード嫌いが治ったのだが
せっかくだからとそのままスキーにチャレンジし続けることを決意します。
6章:「プロポーズ大作戦 リベンジ」では日田が桃実にプロポーズする!?
1回目のプロポーズが大失敗に終わった日田に
水城が里沢温泉スキー場で桃実にプロポーズするように仕向ける。
プロポーズ大作戦リベンジの内容はホテルでふたりっきり
基本的に1回目のプロポーズ大作戦と似ています。
日田、水城、山本、桃実で滑走している最中に
日田、水城、山本が脇道に逸れて、桃実を1人にします。
滑走前に、はぐれた場合はホテルに戻るように4人で決め事をしてます。
そのため
桃実はホテルに戻るはず。
そこで、ホテルに戻るとそこにホテルマンの格好をした日田がお迎え。
そして、そこでプロポーズをする!
日田が怪我をしてプロポーズ大作戦は台無し
脇道にそれた日田はいつもよりスピードを出していたことが仇になって
転倒してしまう。
つまり、プロポーズ大作戦は台無しに。
失敗含めてすべて計画の一部。すべては水城と木元を結婚させるため
大失敗に終わった計画だが
この計画はもともと水城と木元を結婚させるためのものだったことが打ち明けられる。
日田たちとは別で月村夫妻たちと木元も同日に里沢温泉スキー場に来ていた。
そこのホテルの一室に木元が1人でいるところに、水城が入っていきプロポーズ。
木元となかなか結婚まで踏み切らなかった水城はこの作戦を知った時に
木元と結婚することを心を決めた。
7章:「ゴンドラリプレイ」では桃実と日田が近づきそして再び広太が。
ついに最終章で日田と桃実が急接近します。
日田の扱い方を知る桃実
水城もついに結婚して残りものになってしまった日田。
日田、水城夫妻、月村夫妻そして桃実と里沢温泉スキー場へ旅行を
することになっていた。
桃実としても日田と自分をくっつけようとしている雰囲気が強いことは
承知のうえで旅行に賛同した。
しかし、日田がどうしても桃実に気を使ってくれない。
一緒にスキーを楽しもうとせずすぐに自分の世界に入ってしまう。
そこで
桃実は日田にこれまでの葛藤を打ち明ける。
功を奏したのか
この葛藤を打ち明けたことで、桃実は日田との付き合い方のヒント得ることになった。
日田という男は、女性をリードするタイプではないのだ。むしろリードしてやったほうが持ち味を発揮するタイプだ。ファッションにしても趣味にしても、こちらから指示すれば従ってくれる。極端な言い方をすれば、自分好みに改造しやすい男なのだ。
元々桃実は、男性にリードされるのがあまり好きではなかった。どちらかというと自分は好きなように行動し、男性にはそれに付き合って欲しいと願っている。しかしそれではモテないと思い、ずっと我慢してきたのだ。日田ならば、そんな不満は抱かなくても済むかもしれない。
葛藤をすべて日田に打ち明けた桃実に対して
日田は何事も肯定してくれて
桃実の言うことに何でも楽しそうにしてくれた。
こうして桃実は日田に一気に惹かれていく。
ゴンドラで再開する桃実と広太
日田と桃実は水城夫妻そして月村夫妻とゴンドラ前で合流することになった。
ゴンドラに並ぶとすぐにカップルらしき2人が後方に並んだ。
ゴンドラにはそのカップルと相乗りになったのだ。
木元がゴンドラでゴーグルを外した瞬間
「木元さんっ!」と相乗りしていた女性が叫んだ。
その女性は橋本美雪だったのだ。
美雪と日田はあまり目を合わそうとはしなかった。
なぜなら、以前付き合っていた二人だったのだからだ。
すると水城が美雪と広太がなぜ別れることになったのかを聞きはじめた。
広太は流暢に喋り始めた。
しかし、その内容は桃実にすべて騙されてハメられたという内容だったのだ。
ろくなことになってなかったと思いますよ。適当に遊ばれて、捨てられてたんじゃないかなあ。本当に危ないだったわけですよ。そういう意味では、あの時の事件(1章)は僕にとってラッキーでした。このゴンドラは、幸運の恋のゴンドラです
はっはっはっ、と広太が笑った瞬間に桃実の頭の中で何かがスパークした。
どうしたの、と日田の口が動いた。彼に向かって、さようなら。と桃実は呟いた。そして仁王立ちで広太を睨みつけながら、ゆっくりとゴーグルとフェイスマスクを外した。数秒後、里沢温泉スキー場に絶叫がこだました。
終わりに
長いネタバレになったw
ここまで読んでくれた人がいるのであれば
本当に感謝しかありません。(泣)
もっと上手いネタバレ記事がかけるように精進してまいります!
ネタバレってこんなに書くの大変なのかな・・・・?
以上マエ☆コウでした。
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