みなさん、こんにちは。マエ☆コウです。
先日、神宮球場にいってきました。
ヤクルトスワローズも阪神に勝ち、山田哲人のホームランが見れて大変満足ですね。
さてさて今回紹介していく本は、抱腹絶倒間違いなしの新書になります。
最近面白い新書に出会えていませんでしたが、久々のヒット!紹介したくなる本!
それが、こちらです。
『フィリピンパブ嬢の社会学』著中島 弘象
『フィリピンパブ嬢の社会学』ってどんな本?
大学の授業で社会学の聴講経験がある人は、社会学に対してどんなイメージを持っていますか?
小難しい?お堅い?マックス・ウェーバー?!なんて想像したりしました?
『フィリピンパブ嬢の社会学』にそんなイメージは持たなくて結構です。
本書は著者である中島弘象が、フィリピンパブ嬢と恋に落ち結婚に至るまでの過程をノンフィクションで描くことで、日本のフィリピンパブの実態を詳細に分析しています。
すごくないですか?自らの恋愛体験を本にすることに加えて、恋愛対象がフィリピンパブ嬢。
なんたる勇気。なんたる好奇心!本書を読み進めていくと何度も著者の行動に感服してしまいます。
そもそもフィリピンパブ嬢との結婚が、珍しすぎて面白くないわけない。
「アイシテルヨ~」の笑顔のかげに、凄まじい人生があった。フィリピンパブを研究するうちに、あるパブ譲と付き合うようになった筆者は、その奴隷同然の暮らしを目の当たりにする。月給6万円、偽装結婚、ゴキブリ部屋に監視付、休みは月に2回だけ・・・・・・。そしてある日、彼女に懇願されて、雇い主のヤクザのところに、なぜか乗り込む羽目に!前代未聞、ノンフィクション系社会学。
ね?くっそ面白そうでしょ?
めちゃくちゃ面白いです!!
『フィリピンパブ嬢の社会学』の注目ポイント3つ!
フィリピンパブ嬢という稀なテーマ
フィリピン社会を分析した本は、大量にありますがフィリピンパブ嬢を研究対象にした本なんてほぼありません!
この希少さがまさに1番の注目ポイント!
しかも、『フィリピンパブ嬢の社会学』はフィリピンパブ嬢と結婚するまでの筆者の実体験をもとに書かれているので、1文1文が生々しい笑
本書を読んでいくと、フィリピンパブとそこで働くフィリピンパブ嬢の様子、そして嬢に恋落ちした筆者の行動に驚愕します
そんなことをテーマにしてしまうのは『フィリピンパブ嬢の社会学』のみ!
研究対象を恋愛対象にしてしまいました。
中島弘象さんの実体験がやばい
みなさんは、フィリピンパブ嬢と付き合ったことはありますか?
ないでしょ。まず、ないでしょ?笑
フィリピンパブ嬢と付き合ったら、どんなことが待っているのかが本書を読むときっと想像できるようになります。
なぜなら、『フィリピンパブ嬢の社会学』には中島弘象さんの実体験がてんこ盛りだからです。
例えばフィリピンパブ嬢の家に遊びにいったら家中にゴキブリがいたとか笑ヤクザに謝りに行くとか?
聞くだけで身の毛がよだつような「やばい」内容が盛りだくさん。
その1つ1つのエピソードが、ぐっときますね
ノンフィクション小説的な側面が面白い!
読了後にぼくが抱いた感想は、『フィリピンパブ嬢の社会学』はノンフィクション小説なのではないか?ということです。
フィリピンパブにハマり、フィリピンパブ嬢と付き合い結婚まで。
まさにロマンス小説!
中島弘象さんの文体も非常に柔らかく小説的なのもの好印象です。
社会学という言葉に惑わされず、ぜひ手に取って読んでみてください。その読みさと文体から「あれ?これ小説っぽいな」と感じれます。
社会学とフィリピンパブ嬢との恋愛小説!ハイブリット!
『フィリピンパブ嬢の社会学』は速読ぼん?熟読ぼん?
ぜひ、熟読してほしい1冊ですね!『フィリピンパブ嬢の社会学』は小説的な側面があるので全部のページに目を通してほしいです。新書で薄く231Pしかないので、熟読したとしても3日、4日あれば通読できるかと思います。
今日の本から見たセカイ
フィリピンパブ嬢と結婚!?『フィリピンパブ嬢の社会学』はどうでしたか?とにかく、笑えるまさに抱腹絶倒の1冊となっていますので、ぜひ読んでみてください!
今日の『フィリピンパブ嬢の社会学』から見たセカイ
- 『フィリピンパブ嬢の社会学』は社会学とノンフィクション恋愛小説のハイブリット!
- 中島弘象さんの実体験が面白くてよい意味で頭がぶっとんでいる
- フィリピンパブとフィリピンパブ嬢の実態がわかる
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以上、マエ☆コウでした。