「プロキシマb」は第2の地球!質量・岩石・水分の点で生命の存在可能性もあり!

みなさん

 

こんにちは。マエ☆コウです。

 


2016年8月24日
地球に似た生命の存在可能な惑星が見つかったことをご存知ですか?

 

news.mynavi.jp

 

その惑星の名は「プロキシマb」

 

 

マエ☆コウもサイエンスZEROを視聴する前まではこんなニュースがあったことも

そして、「プロキシマb」という惑星の名も一切知りませんでした。

 

 

ということで

 

今回はサイエンスZEROを元に「プロキシマb」についてまとめて見ました。

 

 

 

 

「プロキシマb」とは何か

「プロキシマb」には驚愕の事実が多く存在しますので、詳しく見ていきましょう。

 

 

「プロキシマb」は地球と性質を持った惑星である!

生命の存在条件には大きく3つあります。

  1. 地球と同じ大きさであること。
  2. 岩石が存在していること。
  3. 水分が存在していること。

 

「プロキシマb」は地球と似たこれら3つの特徴を持った惑星なんです。

地球と似た特徴を持った惑星ということは

もしかしたら地球と同じように生命が存在しているかもしれない!

 

めちゃくちゃ心躍るような惑星なんです。

 

性質その1:「プロキシマb」は地球の質量の約1.3倍

「プロキシマb」の質量は地球の質量の約1.3倍であることが研究で明らかに
なってきました。

 

質量差がおおよそ1.3倍しかないことがポイントです。

 

 

性質その2:「プロキシマb」は地球と同じ岩石惑星

これまでの惑星研究で、惑星の質量が判明すると

その惑星がどのように組成されているかがおおよそ予想できます。

現在判明している惑星のタイプは3つです。

  1. 地球の質量より約100倍大きい惑星はガス中心で組成されている。
  2. 地球の質量より約10倍大きい惑星は氷中心で組成されている。
  3. 地球の質量とほぼ同等の惑星は岩石中心で組成されている。

 

よって「プロキシマb」は岩石惑星であることが大変有力です。

 

性質その3:「プロキシマb」には水分が存在している?!

確定ではありませんが
水分が「プロキシマb」に存在している可能性は大です!

 

惑星に水分があるかどうか左右するのは恒星との距離です。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

「プロキシマb」は恒星と約700万キロ離れています。

この700万キロは地球と太陽の距離の20分の1です。

 

え?じゃあ熱が当たりすぎて水分蒸発するだろ?!って思いますが

 

「プロキシマb」と約700万キロ離れている恒星「プロキシマ・ケンタウリ」は
太陽エネルギーの600分の1しかありません。温度で言うと3000度。
ちなみに太陽は6000度です。

 

なので、距離が近い分恒星のエネルギーが小さいため水分は蒸発していない。

 

つまり、水分が存在している可能性が高いんです。

 

 

「プロキシマb」研究チームの想像する「プロキシマb」

 

f:id:ibn_shahr:20161002154019p:plain

引用元:【プロキシマb】地球に似た生命の存在可能な惑星の発見には、研究チームの「ドラマ」があった

 

これは・・・・・。

めちゃくちゃ恐竜とかいそうじゃないですか?!?

 

 

「プロキシマb」は地球から最も近い系外惑星である。

「プロキシマb」は地球から最も近い恒星系「プロキシマ・ケンタウリ」に属する
系外惑星です。

 

系外惑星というのは太陽系の外にある惑星を指します。

 

系外惑星は今まで3000個以上見つかってきましたが
いままで説明してきたように地球と似た性質を持つ可能性があるのは
3000個中最大で40個と言われています。

 

え?じゃあなんで「プロキシマb」は注目されたのかということですが

 

「プロキシマb」が注目された1つの理由に地球からの距離があります。
いままでの系外惑星は地球との距離が1000光年近いものがほとんどで
それらの惑星を研究することはまず不可能でした。

 

しかし「プロキシマb」と地球との距離はたったの約4.5光年!!

 

つまり、「プロキシマb」と地球の距離は調査ができる距離ってことです!

 

行ってみたいですね!

 

ただ、、、たった4.5光年と言ってもとんでもない距離です。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

順調にいっても
探査機開発から「プロキシマb」に行って帰ってくるのに4、50年かかるそうです。

 

 

なんとかマエ☆コウは生きてる計算です!!!

 

やったぜ!!!!

地球に最も近かったのになぜ今まで「プロキシマb」は発見されなかったのか?

そんなこと言わんでくださいよぉ〜。
灯台下暗しって言葉もありますし・・・・。

 

と言いたいところですが、説明します!

 

「プロキシマb」は光っていない!

 

今回発見された「プロキシマb」ですが実は16年前から観測研究が進んでいました。

しかしこの「プロキシマb」は直接観測することができませんでした。

 

なぜなら、光っていないから!

 

光っていない夜空の星を見つけることができないのと同じです。

 

「プロキシマb」発見のカギはプロキシマ・ケンタウリの揺れ

 

例えば、太陽は周りの惑星の重力に影響を受けわずかに揺れ動いています。木星は強い重力で太陽を引っ張るため、太陽は秒速13メートルで揺れ動いています。この恒星の規則的な揺れをとらえることで間接的に惑星の存在が分かるのです。

 

 

太陽は惑星の重力に影響されて微妙に揺れ動いています。
逆にいえば、太陽が揺れている=周りに惑星があることの証明になります。

 

この揺れを利用して「プロキシマb」は発見されました。

 

しかし、プロキシマ・ケンタウリの揺れ動きは秒速1mです。

 

この揺れを測定するのがどれほど難しいというと

東京から富士山の頂上にある0.3mのビー玉の動きを予測するのと同等です。

 

 

無理じゃね?!wwww

 

 

ただ、研究者はやってくれました。
チリの望遠鏡が60日間連続でプロキシマ・ケンタウリを測定し続け、11.2日の周期で
プロキシマ・ケンタウリを回る惑星の存在を証明してみせました。

 

素晴らしい・・・・。

 

終わりに

いや〜今回のサイエンスZEROは面白かったですね。

「プロキシマb」に生命が存在していなかったとしても
人間の移住計画が立てられそう。

 

う〜ん。
「プロキシマb」の印象はマエ☆コウの中では
テラフォーマーズ笑

 

 

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一気に陳腐になった感じがしますね笑

 

「プロキシマb」について新たな発見が出てることを待ちましょう!

 

参考書籍

 

 

たとえば、銀河がどら焼きだったら?―宇宙比較講座

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宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)

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宇宙創成〈下〉 (新潮文庫)

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宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)

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以上

マエ☆コウでした。

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