みなさん。
こんにちは。マエコウです。
まさかの3連続書評っぽいものを書いていきます。
今回はこちら。
『ポッキーはなぜフランス人に愛されるのか?海外で成功するローカライズマーケティングの秘訣』
「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか? 海外で成功するローカライズ・マーケティングの秘訣
- 作者: 三田村蕗子
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2015/03/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ということでとりあえずポッキー貼っときます。
マーケティングっぽい本だなと手に取って読んでみたら
案の定でしたね。
(というか買ってからよく見たらマーケティングの秘訣って書いてあるし。)
ただ!!
マーケティングの知識本というより
菓子メーカーのマーケティング実例を紹介している本です。
日本のお菓子メーカーがいかにして海外に進出していくかの物語!
結構おもしろかったですね。
日本のお菓子メーカーって
本当に多種多様!!
みなさんはどんなお菓子好きですか?
マエコウは、パイの実、トッポ、コアラのマーチなどなど
チョコレート系が好きです。
奇遇にもポッキーもチョコ系ですね。
海外のチョコレートを食べことがある人は
日本のチョコレートの
価格と品質
に驚くと思います。
中国のとある空港で売っていた
チョコを買って食べてみたらカカオの風味そして甘さ
日本でなら売れないレベルでした。
激まず笑
チョコレートに限らず
海外のデザートやお菓子を手にしたことが
ある人なら分かるはずです。
その甘さに悶絶するんです。
海外のレストランでデザートが出てたら
ジ・エンドですね。
経験談を言うと
カステラ的なものがガムシロップ漬けにされて出てきました。スプーンでちょっと圧力をそのカステラ的なもの加えるとガムシロップがベチョベチョ出てきます。
ありえねぇ・・・・・・。
ぶっちゃけ海外でも
高いお金を払えば
もちろん日本を超える物はたくさんあると思います。
しかし、コンビニレベルの価格で
日本のお菓子クオリティを海外で出せと言われたら無理でしょう。
では、簡単に海外進出できるかどうか。
それは否です。
お菓子メーカーは実際苦戦しています。
本書によると
お菓子を海外で売るには条件があるそうです。
条件というより戦略ですね。
1.味をしっかりと伝えられるか2.ローカライズされているか3.商品の強みがあるか4.味はしっかりしてるか
以上4点です。
1.日本で言う、塩味と甘味が混ざり合って美味しいという感覚が
海外では受け入れ難いそうです。
は??まじかよ・・・
外国ではしょっぱいならしょっぱい!辛いなら辛いで統一したほうが良いそうです。
2.現地に味を合わせることが大事!。
ペコちゃんのキャンディは中国でミルク味、メロン味、紅茶味なんかが売れるそうです
日本だと味がきついことや匂いがきついこととかで全く売れないようで。
確かに紅茶味の飴って・・・・受け入れ難いです。
というか不味くね??匂いとかの前に不味くね??
3.商品としての強み
簡単に言うと
例えば
いわゆるポテトチップスを単純に海外に販売しては勝てないということです。
そこで生み出されてのがジャガビー。
カルビーはジャガビーで中国を押さえました。
ジャガビーのあの食感はカルビーの技術で強みですね。
簡単にあの製法は真似できないそうです。
4.
簡単な話で日本人がまずいと思ったものはうれないってことです。
日本人の食への探究心はすごい。
それ以外にも
おもしろい話が2つほど。
1つ目はどら焼き
2つ目はハイチュウ
どら焼きの餡が海外で全く受けないそう。
なぜかと言うと
豆が甘く煮られている。これがダメなそうです
あんだけ甘いものを好むくせして
これダメなのかよ・・・・。
やっぱり味覚が狂っry
ハイチュウは
アメリカである層に流行っているそうです。
誰に受けているかというと
野球選手だそうです。
プレー中にくちゃくちゃとガムを食べている光景
あれは実はハイチュウ!!!!
ガムはすぐに味が抜けてしまう欠点がりガム市場が縮小気味なことが追い風となって、ハイチュウが代替物として増加してきたそうです。
気になるお菓子
好きなお菓子があればなお読んで楽しいかもしれません。