「組織で働くことの喜怒哀楽を真正面から伝えてくれる!」のが『組織の毒薬』です。
どうも、みなさん。
こんにちは。USBケーブル新調してご機嫌なマエコウです。
やっぱりUSBケーブルは、この#cheero のこれに限るな!すでに2つ持ってて1つ壊れたから即再購入 https://t.co/Bk0TwBt7HS
— マエコウ@読書のつぶやき (@maeko_engine) 2017年8月29日
今回紹介する『組織の毒薬』は、サイバーエージェント副社長の日高さんが社員あてに書いたコラムを書籍化したものです。
組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム (NewsPicks Book)
- 作者: 日高裕介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
タイトルに組織と書いてあるので、組織で働くひとを読者として想定しています。
- 組織で働くことを楽しめているひと
- 組織で働くことに不満があるひと
- これから組織で働こうとしているひと
そんなひとたちに読んでほしい1冊です。
『組織の毒薬』ってどんな本?!
もう見た瞬間から、刺激的で攻めてるタイトルですよね笑
組織で働くこと=毒薬として組織で働くことがどのように悪なのか?を語る本かと最初は思いました。
けど、実際読んでみると組織で働く上で役立つポイントを66のコラムで紹介している本でした。
その66コラムは、新たに著者の日高さんが作ったわけではなくサイバーエージェントの社内報のコラムに書いてあったものです。
当然サイバーエージェントの社内報に書かれたコラムですから、サイバーエージェント社員にしか、理解というかイメージしづらい部分もあります。
ただ、それを差し引いても組織で働くひとに取っては役立つコンテツが盛りだくさんです。
コラムなので自分がビビッと来る部分だけでも読める
66のコラムで構成されている本書。
すべてを読む必要は正直ないと思っています。まずは、目次を開いて1コラムずつタイトルを見ていって、「う!これは読んでみたい!」と思ったコラムをザッと読むのが良いです。
「これは読みたい!」と思ったコラムですから、きっと今の自分の成長には必要不可欠な情報が見つかるはずです!
『組織の毒薬』のおすすめコラム
おすすめコラムと言っているけど、ぼくが『組織の毒薬』を読んでビビッときたコラムを簡単に3つ紹介!
1年の振り返りはポジティブに
ぼくが勤めている会社では1年の振り返りをする期間を時間を与えてくれます。
そこで、1年間何をしてきたのか?の個人的総決算をするわけですが・・・・
「あ〜もっとがんばれたかもな」とか「あそこもっとこうしてればな〜」とかやっぱり後悔ばかり生まれちゃうんですよね。
そうすると、自然と振り返りがネガティブ方向にいって良い振り返りにならない。
「1年の振り返りはポジティブに」を読んで、何ができなかったのではなく何ができたのか?何ができるようになったのか?に対して振り返りの時間を多く取りたい!
日高さんいわく、1年の振り返りをポジティブに〆ることで来年もまた気分良く頑張れるそうです。
新卒社員がどんな時に成長を実感できるか?
ぼくは新卒社員ではないのですが、妙にこのコラムが光って見えたのでゆっくり読みました。コラムのタイトルには新卒社員と書いてありますが、このコラムの内容は新卒社員に限らず社会人一般的に言えることです。
このコラムによると、成長を実感する時って後輩に何かを指導する際に「あ〜俺もこんなところでミスしてたなぁ」と感じる瞬間だそうです。
そこではじめて、「あ、俺成長してるな」と体感するわけです。
うむ、たしかに。
ぼくも今の部署で、新卒社員と一緒に少人数で働いてますが、新卒社員のミスや質問が、自分の昔を見ているようで。
ぼくも、成長実感してました。
「割に合うもの」しか手をつけなければ、得られる結果はそこそこ
自分の仕事はSE。いまは開発フェーズなので、毎日Web画面と向き合ってプログラミングをガシガシやっています。
担当する機能が簡単なものから実装が難しいものまでピンきり。
SEとしての能力を伸ばすには、一見すると「この機能実装とか無理ゲーだろ」と思うよな機能を実装しきる必要があるんですよね。
正直、その実装期間は労働時間長くなるしイライラするときも多くあります。けど、簡単な機能ばかりやってたら経験として得られるものが少なくなっちゃう。
自分の実力よりちょい上の仕事をいかに獲得して成長していくかが、いかに重要かを再認識しました。
組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム (NewsPicks Book)
- 作者: 日高裕介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: 単行本
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『組織の毒薬』のブックデザイン
シンプル is ベスト!!カラフルな装丁が流行な中で、白地に黒字でシンプルなのは逆に珍しい!
また、なんといっても日高さんのアイコンが可愛い笑
カバー外すとこんな感じ。特にデザインが代わるわけではないです。ここは、もうちょっと凝ってほしかったな。まぁビジネス書なんで表紙まで力入れるわけにもいかないですよね。
今日の本から見たセカイ
『組織の毒薬』感想!毒を飲み組織での働き方の処世術を学ぼう!はいかがでしたか?
組織で働くことの喜怒哀楽がぎゅっとつまった1冊なので、ぜひ手に取ってみてください。
組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム (NewsPicks Book)
- 作者: 日高裕介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: 単行本
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- サイバーエージェントの社内報から66個のコラムをピックアップ!
- 組織で働くことの喜怒哀楽が1冊にまとまっていて、読んでいて楽しい!
- 自分のアンテナに引っかかる部分を重点的に読もう!
以上、マエコウでした。