みなさん。こんにちは。現代ゲーム全史を挫折しそうなマエ☆コウです!
現代ゲーム全史。正直言おう挫折しかけてるしかも最初の数ページで笑笑 ちょぅとゲーム史系の本をざっと読んだからいけるかと思ったらハイレベルすぎるてあかん笑笑
今回紹介する本は、ぼくが沖縄旅行の時に記念に買った本です。
それがこちら。
沖縄美ら海水族館館長 内田詮三さんが書いた
『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』
- 『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』の構成
- なぜ、美ら海水族館は日本一になれたのか?
- 水族館より動物園に未来を感じる
- 『沖縄美ら海水族館が日本一になったり理由』は速読本?熟読本?
- 『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』のブックデザイン
- 今日の本から見たセカイ
『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』の構成
本書の構成は以下のようになっています。
1章では美ら海水族館が、なぜ日本一になれたのか?を世界初というキーワードで展開していきます。 美ら海水族館には世界初のものが多くあります。
それがどのようにして、美ら海水族館を支えているかという点がポイントになります。
2章では、水族館と動物園の入場者数や売り上げのデータを参考に水族館と動物園でどういった点が異なるのか?そしてその相違点が入場者数や売り上げに対して、どう影響しているのかが書かれています。
本書の著者は、美ら海水族館の館長なので、水族館目線での分析になっています。
3章では、水族館で働いている従業員に目を向けて章が進みます。水族館の仕事ってどんなものなの?と気になる人には読んでほしい章ですね。
4章、5章、6章では館長自身が美ら海水族館を日本一するためにどのような苦労があったのか?を語ったドキュメンタリーになっています。
なぜ、美ら海水族館は日本一になれたのか?
タイトルにもなっており、本書のメインメッセージですね。
簡単に言うと大きく以下3点が理由で美ら海水族館は日本一になることができました。
- 世界一と世界初を追い求め続けてきたから
- 沖縄という立地条件の良さがあったから
- 水族館スタッフの働きがあったから
の3つまとめることができます。
世界一と世界初を追い求め続けてきたから
美ら海水族館は、内田詮三館長になってから世界一と世界初を追い求め続けています。
世界一で言えば、ジンベイザメの長期飼育を初めて成功させたのは美ら海水族館だし
サメ・エイ飼育成績世界一なのも、美ら海水族館です。
このように、世界初・世界一を狙うことで話題性集客力をつねに持ち続けるのが美ら海水族館なんですね。
例えば、沖縄美ら海水族館が世界最大の魚類であるジンベエザメの長期飼育を世界で初めて成功させたことは、みなさんもご存知かもしれないが、このジンベエザメがいつ交尾して繁殖可能になるのかは、実はまだ誰もわからない。
沖縄という立地条件の良さがあったから
沖縄を除いて、日本各地の動物園、水族館、植物園などのレクリエーション施設では、冬場になると入場者数は大幅に減少する。原因は寒さだ。
ってことは、沖縄は冬場でも水族館の入場者数に落ち込みがないってことですね。
これはでかいですね。シーズンを通して安定した来客望めるわけですから。
これでは、東京などに大型の水族を作ろうが季節変動で美ら海水族館には太刀打ちできないでしょう。
確かに、寒いのに外出して、動物園は言うまでもなく水族館に行きたいとは思いませんね。
水族館スタッフの働きがあったから
よい組織には、良い人材いる。
日本一である美ら海水族館も当然良い人材の集まりになっています。
実は、魅力的な水族館を作り上げていくうえでいちばん重要なのは、現場で飼育を担当するスタッフたちの働きだ。
やっぱり、社員教育に力をいれる企業はいいですね。とても共感します。
美ら海水族館では、飼育スタッフの社員教育に力をいれていることが本書でうかがうことができます。
実は、スタッフのほかにも協力者がいます。例えば、展示していた魚が病気になったときに問診診療できる獣医、展示する魚類の種類を増やすための漁業関係者などがあげられます。
単に飼育スタッフが水族館を運営するのではなく、水族館の運営に関わるあらゆる関係者にも運営してもらうという点が美ら海水族館に強さの1つだったのですね。
水族館より動物園に未来を感じる
『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』を読んでいると、水族館には未来がたくさんあるよう感じました。
沖縄美ら海水族館以前の2000年度でも、1館あたりの平均有料入場人員は動物園29万人、水族館36万人であった。2010年度は動物園が31万人、水族館41万人である。
実際の統計データでも水族館に人気がうかがえますが、館長の内田詮三さんは大きく2つのことが水族館人気を支えていると言っています。
- 日本人の食文化の関係上魚に興味があるひとが多いこと
- 水生動物の方が陸生動物よりも未確認種が多いこと
た、、確かに。ぼくお魚大好きです。
やっぱり寿司だよなぁ?!#すぎた #食べログ全国5位 #寿司 #明日は大人しく家 #同期より寿司
水族館行くと、マグロだのタイだのアジだのウニだの普段から口にする魚もいて動物園よりも親近感がわいて、展示を見ていた楽しいですよね。
また、水上生物の謎の多さも確かに魅力です。どう考えても、陸生よりも水生の方が調査が難しいですもんね。
特にすぐに思いつくところだと、深海生物!
深海生物に関してはまだまだ謎が多く、ついつい水族館に行くたびに魅入ってしまいます。顔がキモイ魚たくさんいますし笑
まだまだ未確認種も多く、研究機関にはこれからも期待!
そういえば
最近発売されたプレイステーションVRのソフトにも深海を体験するゲームが出ていましたね。
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VRでのぞきたいほど、深海の神秘には魅力が満載ということですね。
『沖縄美ら海水族館が日本一になったり理由』は速読本?熟読本?
本書は光文社新書から出版されているので、かなりコンパクト。薄くて読みやすいのが特徴。こういう親書は、必要な情報だけをサーチして読む速読が良いですね。
本書は拾い読みするだけでも、充分に理解できます。優しい日本語で書かれているのはもちろん、各章・節で内容をまとめてくれているからです。
というわけで、『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由は』速読本認定です。
※速読した本の画像に速読認定スタンプを押すことにしました。
『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』のブックデザイン
ぼくは本書を、実際に美ら海水族館のグッズ売り場で購入しました。なんの意識もせずに買ったのですが、カバーが美ら海水族館限定?のようなものでしたのでご紹介します。
それがこちら。美ら海水族館で一番有名な巨大水槽『黒潮の海』が描かれてますね。
実際に見に行くと圧巻です。
今日の本から見たセカイ
『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』動物園より水族館に未来を感じざるを得ないどうでしたか?
本書を読むと、水族館についてはもちろんのこと美ら海水族館について詳しく知ることができるので、ぜひ沖縄を訪れる機会があれば、購入してみてください。
今日の『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』から見たセカイ
- 美ら海水族館は3つの理由で日本一になれた
- 動物園よりも水族館の方に未来を感じる
- 沖縄旅行に行くには必携本!
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以上マエ☆コウでした。