みなさん。こんにちは。12月になりスキーの予定を立てているマエ☆コウです!
今日は、ぼくの大好きな東野圭吾さんの最新刊『雪煙チェイス』についての感想を書きました。
『雪煙チェイス』が出版されるのを知ったのが10月28日。こちらの記事を書いた時。
それから、はや1ヶ月。
この間に『恋のゴンドラ』も出版されて、今年の冬は東野圭吾に染まっています!
前置きはこのぐらいにしておいて、さっそく感想にいきましょう!
(感想を書きたくてうずうず)
- 『雪煙チェイス』のはじまりは、主人公 脇坂竜実と正体不明の美人スノーボーダーの出会いから
- 日本最大級里沢温泉スキー場で繰り広げられる前代未聞の鬼ごっこにハラハラ、ドキドキ
- 『雪煙チェイス』はぼくの想像を超えてしっかりと作りこまれている!
- 『恋のゴンドラ』を読んでから『雪煙チェイス』を読むと楽しさ倍増!
- 映画『疾風ロンド』を見てから『雪煙チェイス』を読むとスラスラ
- 『雪煙チェイス』を読んだら、以下の作品も読んでみよう!
- 夕焼けに映える新雪と雪煙がきれいなブックデザイン
- 今日の本から見たセカイ
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『雪煙チェイス』のはじまりは、主人公 脇坂竜実と正体不明の美人スノーボーダーの出会いから
はじまりは、新潟の新月高原スキー場。
大学生の脇坂竜実がスノーボードを1人で楽しむシーンから。
広大な雪山の中で、林が密集してる未圧雪の滑走禁止エリアで、脇坂はパウダーランを楽しんでいた。
すると、前方に赤と白のツートンカラーのウェアに黒のヘルメットの女性が。
彼女はカメラを自分に向けて写真を撮ろうとしていた。
脇坂はゆっくりと近づき、「撮りましょうか?」と彼女に声をかけた。
「あっ、お願いしていいですか?」
午後三時頃、脇坂と正体不明のスノーボーダーが出会った。
一方、東京駅ではある殺人事件が発生。
その殺人事件事件の容疑者が絞られた。
容疑者 脇坂竜実
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス。
脇坂竜実と刑事小杉の雪煙チェイスの始まりです!
日本最大級里沢温泉スキー場で繰り広げられる前代未聞の鬼ごっこにハラハラ、ドキドキ
舞台となる里沢温泉スキー場は、小説内で日本最大級という設定です。
その日本最大級のスキー場で繰り広げられるのは、殺人事件のアリバイを証明する脇坂竜実と、彼の追跡者である刑事 小杉の史上最大規模の鬼ごっこ!
「そんなの決まっているだろ」小杉は立ち上がって窓に近づくと、遠くに見えるゴンドラを指差した。「日本最大級のスキー場で、鬼ごっこに勝つ方法だ」
アリバイを証明するまで、逮捕されるものかと縦横無尽に里山温泉スキー場を、駆け巡る脇坂とそれを追う小杉のデッドヒートが『雪煙チェイス』の最大の魅力!
「あれ?ここで脇坂が捕まる?」
「小杉、そっちには脇坂はいないよ!」
などなど。
脇坂と小杉どちらにも感情移入が、できてハラハラとドキドキが読み終わるまでずっと続きます。
「あれ?根津はどこに出てくるの?」
そう疑問に思ったひとは、東野圭吾さん小説をかなり読んでいる方!
そう、最新刊『雪煙チェイス』でも里山温泉スキー場パトロール隊員 根津昇平が出てきます。
根津昇平は脇坂、小杉どちらの立場になって活躍するのか?、それとも中立のままでいるのか?
はたまた・・・・。根津昇平の活躍は、『雪煙チェイス』を読んでみてください!
『雪煙チェイス』はぼくの想像を超えてしっかりと作りこまれている!
『雪煙チェイス』にはタイトルを見た瞬間にこれは絶対に面白い!と確信していました。
と言いたいところですが、東野圭吾さんの本がここ数ヶ月連続刊行されたので、クオリティー大丈夫かな?という不安がありました笑
けどですよ!
読み進めてみると、内容ががっつり作り込まれていて驚きました笑
話が展開するにつれて、怒涛のどんでん返しにニヤニヤ。
読了後は、満足感でいっぱい。
今週も仕事が頑張れそうです←
『恋のゴンドラ』を読んでから『雪煙チェイス』を読むと楽しさ倍増!
読んでいて、頭の中に?マークが浮かんだシーンがありました。
それは145ページのラジオ番組のシーン。
なんと、次の146ページまで、なんと『恋のゴンドラ』のシーンが挿入されちゃってるんです!
「うわ!ここは『恋のゴンドラ』のあのシーンだwwやっばw」とぼくみたいに変な声だすためにも、時間があれば『恋のゴンドラ』を読んでから『雪煙チェイス』を読んでみましょう。
楽しさ倍増ですよ!
また、スキー場のシーンがほとんどなので、ゴンドラという言葉がたくさん『雪煙チェイス』の中にでてきます。
ゴンドラという単語をみる度に、『恋のゴンドラ』の内容が想起してきます。
それもまた、東野圭吾さんの策略か・・・。
う〜ん。『雪煙チェイス』・・・・・、面白い!
映画『疾風ロンド』を見てから『雪煙チェイス』を読むとスラスラ
『雪煙チェイス』がはじめての東野圭吾!というひとは、映画『疾風ロンド』を見てから読むのもオススメ。
なぜかというと、『雪煙チェイス』の舞台と主要キャラクターが『疾風ロンド』と同じだからです。
特に、舞台となる里沢温泉スキー場のパトロール隊員 根津昇平とその「友達」 瀬利千晶は映画で押さえておくと良い。
この2名を知っているか知っていないかで、『雪煙チェイス』の読みやすさが違ってきます。
東野圭吾さんの小説の大きな特徴はストーリーの疾走感とテンポの良いリズム!
根津と千晶を知っておけば、それらをさらに高められます。
『雪煙チェイス』を読んだら、以下の作品も読んでみよう!
『雪煙チェイス』に出てくる、パトロール隊員 根津昇平は映画『疾風ロンド』だけでなく、『恋のゴンドラ』、『白銀ジャック』などの作品にもでてきます。
根津シリーズここに爆誕!!と言っても良いでしょう!
本書を読んで、面白い!!と思ったら、『恋のゴンドラ』、『白銀ジャック』にも手を伸ばしてみてください!
特に、『恋のゴンドラ』については感想記事を上げているので参考に。
夕焼けに映える新雪と雪煙がきれいなブックデザイン
文庫本なので、ブックデザインにそこまでのこだわりはない印象ですかね。
カバーだけ紹介します。
カバーは夕焼けをバックにスノーボーダーが颯爽と斜面を滑ってくるシーン。
特に、斜面の新雪っぽい感じと雪煙が舞い上がっるのが象徴的!
映画のワンシーンみたい。
プロだと、こんなに高く雪煙を上げることができるですかね?
ちなみに、帯はこんな感じ。
逃げろ!!がこの小説を物語ってますね。
はたして、脇坂竜実はアリバイを証明するために女神を探し出すことができるのか?!
今日の本から見たセカイ
【感想】東野圭吾最新刊『雪煙チェイス』予測不能のスキー場鬼ごっこにハラハラ、ドキドキ!どうでしたか?
書き下ろし文庫本で持ち運びがラクで、さらっと読めるのでぜひ買ってみてください
『雪煙チェイス』から見たセカイ
- 『雪煙チェイス』は日本最大級のスキー場鬼ごっこにハラハラドキドキ!
- 根津シリーズ爆誕の1冊!
- 『恋のゴンドラ』や映画『疾風ロンド』のあとに読むと楽しさが倍増!
- 脇坂竜実は正体不明のスノーボーダーを探し当て、アリバイを証明できるのか?!
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以上マエ☆コウでした。
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