東野圭吾最新刊『マスカレードナイト』はマスカレードシリーズで1番の面白さ!一体誰が犯人なのか?つねに頭の中で考えてしまう1冊です。
みなさん
こんにちは、マエコウです。
ぼくの大好きな東野圭吾さんの最新刊『マスカレードナイト』を2017年9月15日に発売されました!
ほぼ1ヶ月前から楽しみにしていたほど待ち遠しかった1冊!さっそく読み終わったので、この記事で感想を書きました。
マスカレードシリーズは、ぼくはあまり評価していなかったのですが、この『マスカレードナイト』で一気におすすめシリーズにのし上がってきましたよ!
- 『マスカレードナイト』を読もうか悩んでいるひと
- 東野圭吾ファンだけど『マスカレードナイト』をまだ読んでないひと
- 東野圭吾の作品を手にとって読んでみたいひと
- 『マスカレードナイト』のあらすじ
- もう全員が犯人候補になっちゃいます!
- 『マスカレードナイト』はこれまでのマスカレードシリーズでNo1の作品!
- 『マスカレードナイト』のブックデザインがエメラルド基調でかっこいい!
- 友人にマスカレードシリーズをオススメするなら『マスカレードナイト』1択!
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『マスカレードナイト』のあらすじ
舞台はこれまでのマスカレードシリーズと同様にホテルコルテシア東京!12月26日?から12月31日までの6日間できごとです。
ホテルコルテシア東京では12月31日にカウントダウン・パーティとしてマスカレードナイトを開催しており、参加者は、自由にコスプレして新年のカウントダウン待つことができます。
しかし、このマスカレードナイトのパーティに関わるある密告状が警視庁に送られてきます。
警視庁の皆様
情報提供させていただきます。ネオルーム練馬で起きた殺人事件の犯人が、以下の日時に、以下の場所に現れます。逮捕してください。
12月31日 ホテルコルテシア東京 カウントダウンパーティ会場
こうして、ホテルコンシェルジュとして働いている山岸尚美のもとに再び警視庁から犯人確保のため新田浩介が現れます。
ネオルーム練馬で起きた殺人事件とは何か?
なぜ、警視庁のもとに密告状が送られてきたのか?犯人と密告者の関係は?
そして、山岸尚美と新田浩介はどのようにして犯人の仮面を見破るのか?
最後の最後まで犯人が誰だかわからない展開に大注目!
仮面の奥に隠された真実を見破れるか?
もう全員が犯人候補になっちゃいます!
マスカレードシリーズの醍醐味はなんといっても、犯人の見当が全くつかないこと。
舞台がホテルですから、宿泊客が毎日何人も訪れてきます。その中に、犯人が紛れ込んでくることになるですが、全員が怪しい!
『マスカレードナイト』の冒頭で、ホテルコルテシア東京に犯人が来ることがわかっているので、「え?こいつの行動怪しすぎるんだけど・・・」と思って次の章に進むと「あ、、こいつも怪しい・・もしかして共犯?犯人は2人?」と、想像と妄想がもう泊まりませんね。
最新刊の『マスカレードナイト』では例えば以下の設定の人物が出てきます。(固有名詞は出しません)
- ホテルコンシェルジュ山岸尚美に何回も無理難題な要望を押し付けてくるビジネスマン
- 偽名でホテルを予約する既婚女性
- 何度もホテルを利用しているのに、はじめて利用したと家族連れの男性
『マスカレードナイト』にはこれ以外にも数名怪しい宿泊客が登場しますので、読みながら誰が犯人なのか?を推理しながら読むのをオススメします!
『マスカレードナイト』はこれまでのマスカレードシリーズでNo1の作品!
マスカレードシリーズはこれまでに2作品でていました。
1作目が『マスカレードホテル』
2作目が『マスカレードイブ』
そして、3作品目が『マスカレードナイト』
正直にいって、これまでの作品は迫力にかけていました。特に1作品目の『マスカレードホテル』は長編なのになぜか短編を読んでいる気分になり、読了後もどこか中途半端な印象が拭えませんでした。
ぼくは『マスカレードホテル』は、東野圭吾さんの作品でも面白くない方!と評価してます。
しかし、今回の『マスカレードナイト』は、ホテルでの犯人探しはもちろんこと犯罪事件(ネオルーム練馬殺人事件)の真相が読むにつれて少しづつ明らかになっていきます。
1作目の『マスカレードホテル』では、短編を読んでいるような長編として中途半端さが残ったものの、同マスカレードシリーズ最新刊の『マスカレードナイト』は、素晴らしい長編ミステリー小説へと進化してました!
まだ3作品しかでてないので、これから4作品目、5作品目と続いていくと思いますが現時点でマスカレードシリーズを読もうとしてる友人にオススメするなら、この『マスカレードナイト』で決まりですね!
『マスカレードナイト』のブックデザインがエメラルド基調でかっこいい!
さて、『マスカレードナイト』のブックデザインについて話を移します!
これが、発売前からすでにかっこいいと思っていたんですよね。
カバーがこんな感じになってます!
このエメラルドの色合い完璧ですね。左斜め上の東京タワーが見える夜景は、話の冒頭にすぐにでてきます。この夜景が見えるホテルが、コルテシア東京のモデルとなったホテルなんでしょうね。どこなんだろう。
また、このマスクの青色が良いですよね〜。まさにマスカレードナイトにふさわしい仮面ですね。
カバーを外すと、黒色を基調とした表紙がでてきます。
なんか最近筆記体の英語表記が多いと思うのですが、なんででしょうか。
扉絵には、どこかのホテルのシャンデリア?を真下から見上げてとったような写真が掲載されてます。
これも、コルテシア東京のモデルとなったホテル内の一部なんでしょうかね。
きれいなシャンデリア!
友人にマスカレードシリーズをオススメするなら『マスカレードナイト』1択!
とにかくマスカレードシリーズ最高傑作なのが、『マスカレードナイト』なので友人にオススメするなら本書で1択です!
近くに悩んでいるひとが、プッシュしてみてください!笑
そして、『マスカレードナイト』を読むかどうか悩んでいるひとや 『マスカレードナイト』をまだ読んでない東野圭吾ファンはすぐに読んでみてください!
- 『マスカレードナイト』はマスカレードシリーズで1番面白い!
- 登場人物全員が犯人に見えてしまう!
- 想像と妄想が止まらない1冊!
- 友人にすすめるなら『マスカレードナイト』!
以上マエコウでした。
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