池井戸潤の『陸王』読みましたか?
「え?読んでないんですか??」
もおおおおおおおおおああああああああ!!!
大損してますよ!!
「半沢直樹???それよりもおんもしろいです!」
ネタバレはほとんどありませんが・・・・。
「え??そんなおもろいなら読んでみようかな」と思ったら
Let's アマゾン!!でこんなブログからとっとおさらばです。
陸王とは
陸王って商品名なんですよ。
小説の中の商品なのにほぼ同じというかモデルとなって商品が存在してました。
それがこちら。
http://www.kineyatabi.co.jp/runningtabimuteki.html
ちなみにこのサイトを知ったのはこちらのブログから
知らなかった! / “池井戸潤「陸王」のモデルは、きねや足袋の「MUTEKI」だった!” https://t.co/izSe0ftgPg
これは買うしかないww
この陸王という商品を開発する中で陸王に関わりあう全ての人の成長、葛藤、挫折が
混ざりながら
読者に熱を与えてくれる本!!
松岡修造より熱いぞ!!
主人公は?と聞かれたら人ではなく
この陸王です!と答えますね!!
それぐらい陸王という商品には人を動かす熱さがあるわけです。
第一印象
タイトルを見た時
陸の王者などと戯言を言いながら
6大学で大した成績を残せていない慶應大学を彷彿させてる印象を受けました。
しかし、そんなお坊ちゃん大学の慶應ボーイとは1線、
いや20線ぐらい画しているほど
熱く泥臭い会社存続をかけた戦いが
『陸王』という小説には詰まってる!!
登場人物相関図
集英社のHPからもらってきました。
自分でまとめる必要性すらなかったですね。
読了後感想
今すぐにでもマラソンを始め
ランニングをしたい!!と思わせる1冊だったなと!
実際に、読んだあとこのランニングシューズ履いて10キロほど走ってやりましたよ!
人を自然と行動に移させる本は最強です。
このぼくの愛靴と共に!
[プーマ] PUMA トレーニングシューズ プーマ イグナイト XT 188116 01 (クロワゾネ/ポセイドン/サルファー スプリング/26.5)
- 出版社/メーカー: PUMA
- メディア: Shoes
- この商品を含むブログを見る
これボルトが履いてたやつっすよ!
ぼくの体重60キロなので走ったことでの消費カロリーは
たった・・・・600カロリーか・・・・
(絶望
おすすめ読者
・商品開発に携わっているサラリーマン
・営業をしているサラリーマン
・資金調達に苦戦をしている社長さん
そんなひとたちに読んでほしい。
きっといろんなヒントがこの小説に詰まってる。
それに自分の姿を投影しながら読むことができるから、ぼくなんかより
100000倍楽しめること間違いなし。
特に印象に残ったシーン
特に面白いのは陸王の商品開発シーン。
・何も実績がない商品をいかにして売っていくのか?
・その商品に欠かせない売りや素材は何なのか?
・その商品でいくら稼いでいくら利益を出せば会社は好転するのか?
・もしその商品を他社に真似されたらどう打ってでるのか?
・果たして中小企業の〇〇は大企業に勝てるのか?
さらには
商品開発に必要なプロセスがこれでもかと書かれていて
商品開発の疑似体験ができる。
これも小説でしか味わえない独特な感覚。
ビジネスというのは、ひとりでやるもんじゃないんだな。理解してくれる協力者がいて、技術があって情熱がある。ひとつの製品を作ること自体がチームでマラソンをはしるようなものなんだ。
様々な人が絡み合む。それを痛感して動く社長宮沢紘一。
社長の息子の大地が味を出してる笑
困難であろうと、これを乗り越えないことには、次に進めない。だったら、そのために戦うしかない。時間と体力の許す限り。
高校卒業後、就職が鳴かず飛ばずで親の会社に入れてもらうが
そんなことでやる気や責任を持って仕事に臨めるわけもなく
惰性感たっぷりに就活を続けている。
しかし、そんな大地も陸王という商品開発に関わりそして開発経験することで
・働くとは何か?
・働くことの楽しさとは何か?
・就活の成功の秘訣とは?!?!
みたいな成長がみれるわけです。
就活に悩んでいる諸君も
読みたまえ陸王を!
まとめ
半沢直樹も良いですが
『陸王』の方がどの業界の人でも純粋に熱い気持ちがふつふつとこみ上げてくるものを感じれます。
ぜひご一読を!
試し読みもあるようですね。
マエ☆コウ