みなさん
こんにちは。マエコウです。
いきなりですが
ドストエフスキーの『罪と罰』を
読んだことがありますか?
【『罪と罰』を読まない/岸本 佐知子 他】を読んだ本に追加 →https://t.co/zHmAcFl1AI #bookmeter
— マエコウ (@ibn_shahr) 2016年3月3日
近いうちにこちらも記事にしようかと思います。
有名な作家さんでも実は読んだことがない人がいるみたいで意外です。
かっこつけているわけではなく
今まで読んだ小説で
1番ゾッとした小説
は『罪と罰』かなと僕は思ってます。
機会があれば、みなさんも読んでみるとその面白さがわかるはずです!!
- 作者: フョードル・ミハイロヴィチドストエフスキー,亀山郁夫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/10/09
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 64回
- この商品を含むブログ (109件) を見る
さて、本題に移ります。
今回紹介するのは、こちら。
遅読家のための読書術―――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
- 作者: 印南敦史
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
本書総括
遅読家という言葉があるのを本書で初めて知った。
印南敦史さんは自らが遅読家であることを前提として、本書を書いている。
僕もかなりの「遅読家」です。ちょっと試しに、手元にあった翻訳もののビジネス書で計測してみたところ、1ページを読むのにだいたい5分弱かかりました。ボーっとしながら読んでいると、10分近く過ぎていることもあります。
ここで僕は共感を隠せなかった。
僕も本当に遅読家で
タイプとしてはスピードよりも
本を1Pから最後のPまで目を通さないと気がすまない。
今まで何冊の速読本を読んでもそのテクニックをマスターしきれなかった。
しかし、この本のタイトルに遅読という単語があったので、気になって読んでみると腑に落ちる要素がたくさんある。
速読しようではなく遅読家からどう脱するかを考えるという視点の変更が必要になる。
論点とポイント
論点
・本を読むのが遅い=遅読の人が本を速く読めるようになるのか?
・速く読むために遅読家の人はどのようなことを意識すればいいのか?
これの論点に対して印南敦史さんは大きく7つのポイントを提示している。
7つのポイント
1.そもそも、なぜ遅いのか?
エピソード
フロー・リーディングは、膨大な情報が押し寄せてくる時代に最適化された「ためこもうとしない読書」です。
フローと「流れる」という意味の英語です。簡単に言えば、フロー・リーディングとは、「その本に書かれた内容が、自分の内部を"流れていく"ことに価値を見出す読書法」です。
「10日間のダラダラ読みより、60分間のパラパラ読み」を意識してみてください。読書体験のクオリティが一気に高まるはずです。(中略)1時間で素早く読んだほうが、本のポイントをがしっかりと記憶に残っていることが多いのです
感想
著者紹介
想定読者
セットで読みたい本
有名な齋藤孝さんの読書技術。今までの齋藤孝さんの読書技術総まとめのような本。
一読の価値あり。
成毛眞さんの本棚ルール。僕はこの本に非常に影響を受けてから、本棚のデザインに凝るようになりました。こちらも読んでて楽しい本。
本棚にもルールがある---ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/12/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (9件) を見る