東野圭吾原作マスカレード・ホテル映画化決定!シリーズ3冊をまとめて紹介!

東野圭吾 映画化 マスカレード・ホテル

みなさん

こんにちは。マエコウです。

東野圭吾原作の人気シリーズから

マスカレードホテルの映画化が決定したようです!

 

 

東野圭吾さんの作品はほんとに数年で映画化決定しますよねぇ。

マスカレードシリーズは、映画化されればさらに面白すなるとずっと思ってましたので、これはうれしいニュース!

『マスカレード・・ホテル』 感想 映画化 東野圭吾

(昔の自分クソ偉そうなコメントしとる笑)

  

ということで、今回の記事ではマスカレードホテル映画化記念にこれまでのマスカレードシリーズ全3冊を一気に紹介しています。

 

 特に以下のような方には、おすすめの記事です。

  • マスカレードホテル映画化を機に東野圭吾の作品を読みたいひと
  • マスカレードホテルの映画を見る前に、本で読みたいひと
  • マスカレード映画化でマスカレードシリーズが気になる人

 

 

 

マスカレードシリーズの始まり!『マスカレード・ホテル』

 映画化が決まったのが、マスカレードシリーズの1作目『マスカレードホテル』です。

 

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

 

 

都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。

 『マスカレード・ホテル』を初めて読んだときに、「これは、ドラマ化や映画化した方が面白いんだろうなぁ」と思っていましたが、映画になりましたね。

『マスカレード・ホテル』は、コルテシア東京というホテルを舞台にしていて閉鎖的な空間を利用したトラックやミステリーがふんだんに盛り込まれている!ってもんじゃないんですね。

『マスカレード・ホテル』の面白さ最大のポイントは、ホテルに訪れる登場人物たちです。

ホテルに泊まるお客様は、みんな何かの仮面を被っている…

そう。ホテルに宿泊するひとたちは、本性を隠して仮面を被り登場します。

例えば、偽名で予約しているお客、クラークの山岸尚美に意図がわからないリクエストをするお客、文字通り変装してくるお客。

このような不可解なお客さんが、『マスカレード・ホテル』では、数多く登場します。

彼らそのものの本性だったり、周りとの人間関係に注目して読むと、より面白さが高まりますよ!

 

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

 

 

 

ホテルクラーク山岸尚美と刑事新田浩介とのスピンオフ『マスカレードイブ』

 『マスカレード・イブ』は、1作目3作目とは趣向が違う作品になっています。

 

マスカレード・イブ (集英社文庫)

マスカレード・イブ (集英社文庫)

 

 

1作目と3作目で大きく違う点は2つで

  1. 長編小説ではなく短編小説であること
  2. 主人公山岸尚美と新田浩介が出会う前のスピンオフであること

 

ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。「マスカレード」シリーズ第2弾。

マスカレードシリーズの面白さが滲み出た作品といわれれば、違います。

こちらの作品を読む前は1作目の『マスカレード・ホテル』と3作目の『マスカレード・ナイト』どちらかは必読でしょう。

その2冊どちらかを読んで、山岸尚美と新田浩介ええコンビやなぁ!と思ったひとは確実に楽しめるのが『マスカレード・イブ』です。

マスカレードシリーズは、基本的にホテルに訪れる登場人物に主軸を置いてストーリーが進んでいきますが、本書はどちらかといえば山岸尚美自身と新田浩介自身にフィーチャーされた作品。

 

そのため、今考え付いたのですが純粋に1作目から3作目を順番よく読んでいくのが最もマスカレードシリーズを楽しめるのかなぁと思います。

もしくは先に3作目を読んでから1作目にいく橋渡しとして、読むのがいいと思います。

 

短編の内容自体は、どれもクオリティが高く読んでいてハラハラしたり、ワクワクしたり。感情を動かされますよ?

 

マスカレード・イブ (集英社文庫)

マスカレード・イブ (集英社文庫)

 

 

 

いったい誰が犯人なんだ?妄想ふくらむ最新刊『マスカレード・ナイト』

『マスカレード・ホテル』は集英社から2017年9月に発売した東野圭吾さんの最新刊です。

 

若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び。

 

マスカレード・ナイト

マスカレード・ナイト

 

 


 

当ブログでもすぐに読んで感想を記事をあげてます!なので、この記事では軽く触れます。

本書の内容を詳しく知りたいひとは、下の参考記事にアクセスしてみてくださいね。

www.maekawa-koichiro.com

 

『マスカレード・ナイト』ですが、マスカレード3作品のなかで1番面白いです。

マスカレードシリーズの醍醐味は大きく3つあります。

  1. 閉鎖されたホテル空間でのミステリー
  2. ホテルに宿泊する個性豊かな人物たちの人間関係
  3. 犯人誰なのか?を想像妄想がふくらむ

 

本書はこの3つの醍醐味をすべて期待を超えてくるストーリー展開で、1作目の『マスカレード・ホテル』をはるかに超える面白さでしたね。

特に1番目のホテルという閉鎖空間でのミステリーには注目ですよ。1作目は、1章1章のつながりが断片的な印象で短編っぽい。同じホテル内のできごとなのに、物語全体として統一感が東野圭吾さんにしては感じられませんでした。

けど、『マスカレード・ナイト』では各章に伏線が散りばめられて、物語としてそして長編小説としての完成度が非常に高くなっていおます。

 

順序は気にせず、マスカレードシリーズ読んでみようかな!と考えているのではあれば、この『マスカレード・ナイト』を1冊目に選ぶことをおすすめします。

 

東野圭吾オススメ本を他の記事でも紹介してます

マスカレードシリーズ以外にも東野圭吾さんの小説をよみたい!というひとには、以下の記事がおすすめです。

東野圭吾さんの小説の中で最近出た作品の中から5冊セレクトしてます。

www.maekawa-koichiro.com

 

また、季節は違いますが冬をテーマにした東野圭吾さんの小説を集めたこちらの記事もこれから秋から冬にかけて読んでみてください。

www.maekawa-koichiro.com

 

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