みなさん
こんにちは、走ると世界が揺れるマエコウです。
メガネかけながら、走ると世界が揺れるの俺だけ?
— マエコウ (@ibn_shahr) 2017年8月28日
メガネのサイズが合ってないのか、縦揺れがすごいんです。酔うレベル。
さてさて、久しぶりにまとめ記事を書いてみました。
今回の主役は池井戸潤さん!!
池井戸潤
— ルーズヴェルト・ゲームを見逃すな!!! (@ROOSEVELT__GAME) 2017年8月28日
作家。1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。 『果つる底なき』(講談社文庫)で第44回江戸川乱歩賞、『鉄の骨』(講談社文庫)で第31回吉川英治文学新人賞、『下町ロケット』(小学館文庫)で第145回直木賞を受賞。 pic.twitter.com/53ZYjH2YHp
あの超大人気となった半沢直樹の生みの親!!
最近ではルーズベルトゲームなんてドラマも人気になりましたよね?
池井戸潤さんの書く小説のほとんどが経済小説!どれも、ハラハラで刺激的な内容でどの作品も楽しめますが、その中でも特にオススメの5冊を紹介していきます。
- ドラマ放送決定の人気作?!『アキラとあきら』
- 足袋型シューズも買っちゃう?『陸王』
- やっぱり面白い半沢直樹シリーズの最新刊『銀翼のイカロス』
- 仮想通貨?!いえいえ『架空通貨』
- 最新刊もでるよ『花咲舞が黙ってない』シリーズ!
- 今日の本から見たセカイ
ドラマ放送決定の人気作?!『アキラとあきら』
この記事を更新した2017年8月現在はこちらの『アキラとあきら』が最新刊です。
文庫本として出版された当初からドラマが決定していたようで、その期待の高さがうかがえる1冊。
そんな期待に応えてくれた本書!!
タイトルにあるように、主人公は2人でどちらも名があきら(アキラ)です。
階堂家の御曹司としてエリートコースを歩んできた「天才」階堂彬。
父の会社の倒産や夜逃げなど、恵まれた生活を送れなかった「天才」山崎瑛。
2人のあきら(アキラ)の幼少期から始まり、バンカーとしてある会社を2人で救うまでの約20年間を描いた物語が『アキラとあきら』です。
2人は東京中央銀行の新人研修ではじめてお互いを認識しますが、実は幼少期の頃から気づかぬうちに出会っていました。その出会いが20年という時のなかで、どう絡み合っていくのか?
それが本書の大きな楽しみの1つです。
ただ、最も面白シーンは東京中央銀行の新人研修の場面。階堂彬と山崎瑛が新人研修中にあるテーマをもとにして、知能バトルを行うシーンがあるのですが・・・・。
それが白熱しすぎて一気に池井戸潤ワールドに引き込まれます。
天才VS天才。どちらが勝つのか?は、まるでデスノートを彷彿とさせますね。
この白熱した新人研修の場面は物語の中盤で出てきますので、ぜひ読んでみてください!
特に新人研修を終えて間もない若手サラリーマンが読むと、読書中に唸ること間違い無し!
ちなみに、『アキラとあきら』は池井戸潤さんが10年も前に執筆した幻の作品と呼ばれているようです。
足袋型シューズも買っちゃう?『陸王』
池井戸潤さんの小説をかなりの冊数読んできましたが、この『陸王』が個人的に1番好きですね。
ちょうど1年前ほどに出版された『陸王』の大きなテーマは、中小企業メーカーvs大企業メーカー!
何を作っている会社かというと、ランニングシューズです。
主人公は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一とその息子である、宮沢大地です。
この「こはぜ屋」が中小企業。対する大企業はアトランティス!
この2つの企業が、どちらがランナーにとって真に「価値のある」ランニングシューズを作れるのか?を競っていく経済小説です。
競合他社同士の熾烈な企業バトルですね。
「こはぜ屋」は老舗足袋業者ですが、足袋製造技術を駆使して「陸王」という足袋型ランニングシューズを発明します。
この「陸王」という商品が世に出るまでに、「こはぜ屋」がどのような困難に立ち向かいそして超えていくのか?も、この小説『陸王』の読み応えがある部分でもあります。
ちょうど1年前に記事も書いてるので、のぞいてみてください。
www.maekawa-koichiro.com
ちなみに、Amazonで第1章試し読みもあるようなので、どうぞ読んでみてください。
さらに、ちなみになんですがこの『陸王』もドラマになるみたいです。
これは必見だな。
さらにさらに、ちなみになんですが『陸王』が好きすぎで、足袋型シューズを買いました。
足袋型シューズ届いた!池井戸潤の『陸王』読んでからずっと履きたった(^^) #陸王 #池井戸潤 #lafitte #岡本製甲 #足袋型シューズ
やっぱり面白い半沢直樹シリーズの最新刊『銀翼のイカロス』
半沢直樹のあらすじについては語るまでもないですね。
この『銀翼のイカロス』は、半沢直樹が倒産寸前の航空会社を救済するまでの物語です。
頭取命令で経営再建中の帝国航空を任された半沢は、500 億円もの債権放棄を求める再生タスクフォースと激突する。政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い
ここで1つのキーワードとなるのが、政府という言葉です。
ドラマ半沢直樹では、相手は同行東京中央銀行の常務大和田でした。
しかし、この『銀翼のイカロス』で倍返しをする対象は政治家となり、政府が相手となります。
ドラマ放送がされていたときより、スケールが何倍にもふくれあがっています。
もともとバンカーであった、池井戸潤さんにしかかけない企業救済小説は、まじで面白い!
ドラマ化されるのを待つのも良いですが、小説の中の半沢と一緒にバンカー気分を味わってみてはどうでしょうか?
『銀翼のイカロス』は半沢直樹第4弾で、前作の『ロスジェネの逆襲』もおすすです。
仮想通貨?!いえいえ『架空通貨』
『陸王』の次にぼくがおすすめするのが、この『架空通貨』!
池井戸潤さんが江戸川乱歩賞を受賞した『M1』という小説の改題版です。
これが、むっちゃ面白い!!
池井戸潤さんの経済観とミステリーな部分が合わさった、1口で2度美味しい作品になってるんです。
女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した―。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、二人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
あらすじだけで、面白そうな雰囲気がでてませんか?
主人公の組み合わせ、ここでは麻紀と社会科教師の辛島ってのがまた良いですね!
学生と教師。
そしてタイトルにあるように『架空通貨』の謎に迫るミステリー感が読んでいるとどんどん気になって、ページをめくってしまいます。
最近では、ビットコインをはじめとした仮想通貨が流行になってますし、なんとなく語感の似た『架空通貨』を読んでみてはどうでしょうかね?笑
最新刊もでるよ『花咲舞が黙ってない』シリーズ!
こうしてみると、池井戸潤さんの小説ってかなりドラマ化されてますね。
『花咲舞が黙ってない』シリーズも杏ちゃんを主演として放送されてました。
ドラマで放送されてたのが、主にこちらに収録されてます。
花咲舞が黙ってないシリーズの最大の特徴は短編であることです。
経済小説に慣れてないひとがいきなり経済長編小説に手を出すと、実は多くの場合つまならないと感じてしまいます。
ただこの花咲舞が黙ってないシリーズは短編なので、あきることなく読み続けることができます。短編ですので、ドラマにしやすいだけでなくマンガにも応用することができてます。
人気の高さがうかがえますね!
ちなみに、ぼくはドラマだけみたことなくて『花咲舞が黙ってない』シリーズは小説とマンガに目を通しました。
ちなみに、花咲舞が黙ってないシリーズに新刊がでるようなのでこちらの記事をどうぞ!
今日の本から見たセカイ
【最新版】超おすすめ!池井戸潤のオススメ経済小説5選!デビュー作から最新刊まではどうでしたか?池井戸潤さんの経済小説に外れはないのでどれかを手にとってもらえるとうれしいです。
- 池井戸潤の中でも『陸王』と『架空通貨』が特にオススメ
- なんだかんだ半沢直樹は面白い
- 花咲舞シリーズは経済小説入門!
以上マエコウでした。