こんにちは。マエコウです。
最近、iDeCoに加入する準備を始めました!
ほんの数日前までは「iDeCoって何?」「新しいアプリ?」とかそんなレベルだったのですが、今回紹介する『シンプルにわかる確定拠出年金』著:山崎元を読んでiDeCoの基本についてバッチシ理解できました。
iDeCoを始めるにあたり必要な要点だけが本当にインプットできるオススメの1冊となってます。
- iDeCoを始めようか悩んでいる
- そもそも、金融商品を買うのに抵抗のある
- iDeCoって何?
これらに該当する人にはぜひ読んでほしい記事となってます。
- iDeCoとは、個人型確定拠出年金
- iDeCoのメリット3つ!
- 投資初心者が覚えておくべき3つの金融商品
- 投資初心者が手を出すべきではないiDeCo内の金融商品
- 金融機関比較の軸は管理コストの大小!
- 『シンプルにわかる確定拠出年金』は速読ぼん?熟読ぼん?
- 今日のエンタメリテラシー
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iDeCoとは、個人型確定拠出年金
個人型確定拠出年金とは、簡単にいうと毎月積み立てる年金を金融機関に運用してもらって、60歳以降に積み立てた分±α分のお金を返してもらえるものです。
勤めている会社によっては、福利厚生の中に確定拠出年金があります。
ぼくの勤めている会社は、福利厚生に確定拠出年金がないので年金を運用してもらいたかったら個人でやるしかない。
個人でやる確定拠出年金こそがiDeCoなんですね。企業で行う確定拠出年金を企業型確定拠出年金と呼び、iDeCoを個人型確定拠出年金と呼ぶそうです。
従来の個人型確定拠出年金は加入制限が色々と厳しかったようですが、最近になって加入制限が緩くなり比較的誰でも個人型確定拠出年金に加入できるようになりました。
まずは、自分が勤めている会社で企業型確定拠出年金をしているかどうか確認してみてると良いですね。
iDeCoのメリット3つ!
ここではiDeCoのメリット3つを軽く押さえておきます。
1.運用利益分非課税
利益分非課税ってのが最大のポイントですね。
数年前に話題になったNISAと同様です。運用利益ですから、ほぼ収入と同列なのに所得税がかからないってかなりお得じゃないですか?
ただ、あくまでも必ず利益が出るとは限らないというのを念頭に置いておく必要があります。
2.拠出額が所得控除の対象
次に大きなポイントが所得控除の対象になるってことですね。
例えば、月収が10万円で所得税が10%としましょう。
確定拠出年金を行わずに2万円貯蓄する場合に手元に残るお金の総額は10万×0.9ー2万円=7万円になりますね。
一方で確定拠出年金で所得税控除をした場合手元に残るお金の総額は(10万円ー2万円)×0.9=7.2万円となります。その差2000円ですね。
たった2000円かと思いますが、年ベースで考えると2.4万円の節税になります。さらに今30歳としてあと30年働くと考えても72万円の節税です。
これはやらないとまじで損以外の何ものでもないですね。
3.投資初心者でもわかりやすい
ネット証券のホームページを開くとだいたい書いてあることで、金融機関側で売り出す商品を絞ってくれているので非常に初心者でもとっつきやすいです。特に楽天証券は銘柄を28種類に絞ってくれているので、ありがたいですね。
投資初心者が覚えておくべき3つの金融商品
山崎さんが言うには、投資初心者が見ておくべき金融商品は3つだけだそうです。
その3つが以下のものになります。
1.TOPIX連動型国内株式インデックスファンド
2.KOKUSAI連動型外国株式インデックスファンド
3.金利変動型10年満期国債
これら3つの金融商品のうち、特にiDeCo加入時に検討すべきものは2つで、1のTOPIX連動型国内株式インデックスファンドと2のKOKUSAI連動型外国株式インデックスファンドです。
これらインデックスファンドを4~5:5~6の割合で配分がオススメ。
基本的に年金で長期保有が前提ですから、シンプルなものを買っておくのがベストですかね!リスクの高いものを購入して毎日・毎月・毎年、損した儲かったで一喜一憂ですると気疲れ起こしますよ。
TOPIX連動型国内株式インデックスファンドとは?
簡単に言ってしまえば、東証一部に上場してるすべての日本株銘柄を対象として分散投資を行った上で、市場平均と似たような動きをする投資信託です。
各金融会社で扱う銘柄が違うので、パンフレットを取り寄せて色々見比べると面白いですね。
※もう少し詳しくは知りたいならこのサイトが参考になります。
MSCI-KOKUSAI連動型外国株式インデックスファンドとは?
ぼくの中ではTOPIX連動型国内株式インデックスファンドの海外版という理解です。
海外版ですので日本株が除かれることになります。
投資初心者が手を出すべきではないiDeCo内の金融商品
iDeCo加入時に見るべき金融商品はTOPIX連動型国内株式インデックスファンドとMSCI-KOKUSAI連動型外国株式インデックスファンドの2つだけなんですが、金融機関からiDeCoのパンフレットを取り寄せると様々商品がラインナップされてます。
金融機関によっては、そのラインナップを売りにしてるところもありますね。
『シンプルにわかる確定拠出年金』を読んだ人なら、TOPIX連動型国内株式インデックスファンドとKOKUSAI連動型外国株式インデックスファンド以外目に入るわけがないんですが・・・・。
それでも他の金融商品が気になっちゃう!って人のために、山崎さんがこれはあまりよろしくない金融商品だよと教えてくれてます。
また、未だに世間で売れ筋の「毎月分配型投資信託」、金融機関が販売に力を入れている「ラップ口座」、さらに「貯蓄性の生命保険」は、いずれも金融庁が「金融レポート」で問題視している言わば「3大ダメ商品」だ。
金融機関比較の軸は管理コストの大小!
買う金融商品の大体が決まったら、残るはどこの金融機関でiDeCoに加入すべきか?という問題が残っています。
選択の軸は大きく2つで
1.自分が買う予定の金融商品がその金融機関で販売しているか?
2.運営管理料や信託報酬が低水準であるか?です。
特に著者の山崎さんは2の運営管理料と信託報酬が低水準である金融商品を買うべき!と言っています。
運営管理料は楽天証券やSBI証券では現在のところ無料です。
信託報酬が分からないひとは、この記事がわかりやすいです。
「常識」の9つめは、これまで本書で説明してきたことの繰り返しになるが、運用商品の良し悪しの評価はまず、手数料で見るべきだ、ということです。
iDeCoのメリットの1つに運用利益非課税があるのにせっかくの利益が手数料で引かれるなんて悲しい!手数料はできる限り低いものを選びましょう。
『シンプルにわかる確定拠出年金』は速読ぼん?熟読ぼん?
これはもう熟読本認定!!しっかり、読み込んでiDeCoに一気に詳しくなりましょう!
何事も基本が大事!
今日のエンタメリテラシー
iDeCoに加入するなら『シンプルにわかる確定拠出年金 』を読むべき!要点を押さえた超入門書はどうでしたか?iDeCoについて知りたいと思ったら、一読して得しかないので購入してみてください。
- iDeCoに加入して老後に備えよう
- 買う商品は国内外インデックスファンド
- 手数料の低いものを選ぶ!
以上マエコウでした。
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